2018年5月19日土曜日

gRPC 1.12.0 がリリースされていました

5/16 に gRPC 1.12.0 がリリースされました。大きな機能追加はないものの、最近リリース間隔が短くなってきています。



GitHub のリリースページ
https://github.com/grpc/grpc/releases

C#の変更点を確認してみます。

1.12.0


  • RpcException クラスに StatusCode プロパティが追加されました。ただ単に Status プロパティで取得される Status インスタンスの StatusCode プロパティの値を返しているだけのようです。ex.Status.StatusCode とするのと同じです。このタイミングでわざわざ追加する必要があるのでしょうか。
  • C# 用のアセンブリをビルドするときに例外が発生することがあり、解決されたようです。私はアセンブリを利用する側ですので詳細は分かりません。

1.11.0


  • 試験的にリリースされている Unity 向けの機能が改善されたようです。Unity は全く扱ったことがないため詳細は分かりません。
  • protoc ファイルで DateTime という名前の message を定義すると、Grpc.Tools で生成されたソースコードで型の衝突が起こるのが解決されたようです。この問題が解決されたとしても、この型を使用するすべての箇所で名前空間を完全修飾するか別名を定義する必要があるため、そもそも既存の型と同じ型名の message を定義するのは避けたほうがよいような気がします。
  • チャネルの接続状態の監視プロセスにおいて、クローズされた後でも状態の監視が続けられることによってシャットダウンが終わらない?問題が修正されました。

1.10.0


  • 試験的リリースの位置づけでインターセプターが追加されました。私が公開している gRPCHelper のインターセプターと同じアプローチなのか、異なるアプローチなのか確認してみたいと思います。

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